江戸川放水路でハマグリ・ホンビノス等が取れるポイントを紹介

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今回は江戸川放水路でハマグリ・ホンビノス等が取れるポイントを紹介します。

筆者は2022年より江戸川放水路に数回行った経験があるのでその経験を元に紹介します。

こちらの記事は、最新の実績も踏まえた内容となります。

環境が自然ですので、年や時期によってポイントは変わっていきますので、具体的なポイントというよりかはよく見つかる場所・見るべき場所について言及していけたらと思います。

筆者が江戸川放水路で見つけた貝毎に見つけるための方法をピックアップしていきます。

おまけで注意点やよく見かける外道の貝も紹介します。

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江戸川放水路について

江戸川~東京湾の広大な河口がフィールド

江戸川放水路は、1級河川の江戸川から東京湾までの広大なフィールドとなっています。

電車でも行けなくはないので、アクセスも比較的良い場所です。

トイレや駐車場もある場所もあり、レジャーで行くのは中々良いと思います。

江戸川という場所なので東京都民でも千葉県民でも行きやすいのが良いです。

取れる貝の種類も豊富

アサリ・ホンビノス・ハマグリ・カキ等かなりの種類の貝が自生しています。

潮が満ちれば釣りもできるので、釣りや潮干狩りする場所としてかなり良い場所です。

ハゼが多くいるのと、ウェーダーを着てシーバスを狙っている人も結構います。

注意点

注意点①カキ殻・貝殻は絶対に捨ててはいけない

最近取ったカキをその場で剥いて殻だけ捨てていく人が大勢いて社会問題にまで発展しています。

子供が踏んでケガしたり漁師さんの迷惑になりますので、カキのみならず現地で貝を剥いたら貝殻は全て持ち帰りましょう。

場合によっては不法投棄で逮捕される場合があります。

とあるYoutuberが自主的にパトロールをしているので見つからないと思ってやらない方が良いです。

注意点②管理された潮干狩り場ではないので安全管理は自分で徹底する

一部の場所ではぬかるみが凄く足を取られると抜け出すのが大変な場所があったり、しっぽに毒があるアカエイの生体や死骸を踏みつけて病院送りになる可能性があります。

アカエイの毒は死んでも消えないので本当に注意してください。

そして満ち潮の時間を確認せず夢中になっていたら干潟に取り残されてしまう事もあるため、その辺りを自分で管理できる方でないと行かない方が良いです。

現に江戸川放水路の近くの船橋三番瀬海浜公園近くで、女性が流されて亡くなる事故がありました。

<船橋・三番瀬で女性2人死亡>海岸周辺で水難事故多発 過去10年で8人死亡 水深最大5メートル、満潮時は孤立も
 千葉県船橋市潮見町の「ふなばし三番瀬海浜公園」近くの海岸で2日、貝を採っていたとみられる女性2人が死亡した。同公園の海岸周辺では水難事故が多発。千葉海上保安部によると、2012~21年の10年間で、

注意点③一部エリアに漁業権が設置されている

千葉県市川市には陸から東京湾に出た辺りの場所に漁業権が設置されていますので、このポイントではやらないようにしましょう。

指定されていない場所では特段問題ありませんが、漁業権が設置された場所で潮干狩りを行うと最悪処罰される可能性がありますのでご注意ください。

貝毎のある場所・探し方のポイント

アサリ

アサリについては広く浅く探っていけばポツポツと拾っていけます。

どのポイントでも比較的コンスタントにいる感じです。

2.7cm以下のアサリは千葉県の漁業規則により持ち帰りできませんのでご注意ください。

ただの砂地・泥地よりも、カキが多く混じっている場所を掘ると結構まとまって取れる事が多いです。

いっそカキが群生している場所の間を隈なく掘るのも良いです。

干潮時に波打ち際まで無理に行かなくても比較的陸に近いところでも良く出てきます。

3cm前後のアサリは比較的多いですが、5cm近い大型は中々取れません。

江戸川放水路のアサリは身入りが良くとても美味しいです。

ホンビノス貝

春先に行くとまだサイズが小さいので、取るなら春の終わり~夏の手前くらいがオススメです。

ホンビノスはアサリとは逆で、海に近ければ近いほどチャンスが高まります。

水中を手探りで掘ると岩みたいな感触があるので、引っこ抜くと大型のホンビノスガイだったりします。

東京湾側だけでなく、江戸川方面でも良く見つかります。

行徳橋~東西線の高架辺りの泥地を探ると良いと思います。

泥っぽいところからカキ殻が多いところまで満遍なくいます。

筆者の経験上ですが首都高湾岸線高架より先の沖の方ではまだホンビノスガイを取った事がありません。

沖の方では以下で紹介するハマグリや、特大のアサリが出てくる事があるので、一攫千金を狙いたい方は沖の方まで出た方が良いと思います。

ハマグリ

ハマグリをピンポイントで狙いたい場合は、沖まで出た方が良いと思います。

首都高湾岸線の高架をくぐった先はハマグリの人気スポットです。

人気である分、競争相手もそれなりにいます。

ここは普段は水深があり、干潮に近い時間でないと掘りづらいのでご注意ください。

筆者は一度ここで特大サイズを拾いました。

ハマグリ自体は他のポイントでもアサリ等に交じってポツポツと出てきます。

ハマグリは3cm以下は持ち帰り禁止ですのでご注意ください。

マテガイ

塩を穴に入れると飛び出してくる面白い貝で最近人気の貝です。

マテ貝はハマグリと同じ沖方面のポイントでよくやっている方がいます。

満ち潮から引き上げる時に誰かが掘った穴をよく見るとマテガイが転がっている事があるのでそれを何個か回収した事があります。

一度だけですが行徳橋~東西線高架間の船着き場近辺でたまたま出てきてゲットした事もあります。

この辺りは誰もマテガイ採りをしているのを見た事がないので逆に穴場かもしれません。

マテガイの取り方・探し方については別記事で紹介していますので以下の記事も合わせて参考にしてください。

江戸川放水路で見かける外道の貝

オキシジミ

この貝は江戸川放水路のどこでもウンザリするほど出てきます。

一見ホンビノスガイに似ていますが、色が黒くホンビノスガイよりも丸い貝ならほぼオキシジミで間違いないです。

味については好みが分かれるので食べた事ない方は一度食べてみても良いとは思います。

筆者は二度と持ち帰る事はないと思います・・・。

筆者が調理して食べた感想は別記事にまとめてあります。

シオフキ

そこそこ大きさがあり泥にまみれているとアサリやハマグリと見間違える貝です。

この貝は砂吐きしにくいので結構捨てられています。

筆者もアサリやハマグリがいなければ持ち帰ろうかというくらいです。

ただ大型のシオフキは貝柱がしっかりしていて結構美味しいです。

釣り餌にするのも良いかもしれません。

サルボウガイ

この貝は筆者もここでは一個しか取った事はありませんが、東京湾では広く分布しているようです。

外道とは書きましたが、味も上々なのでこの貝は見かけたら持ち帰っても良いと思います。

加熱しても固くならず貝自体の旨味が強いのでオススメです。

バカガイ

アオヤギとも呼ばれ、寿司ネタとして重宝されている貝です。

一見ハマグリに似ていますが、クリーム色でハマグリよりも横長で貝殻が割れやすいのが特徴です。

名前で損していますが寿司ネタからかき揚げまで色々と美味しい貝です。

オオノガイ

一度だけ稚貝を見かけた事があるかなりレアな貝です。

大きくなりますが数は圧倒的に少ないです。

ミル貝のような貝です。

深い場所を掘ると見つかると聞いた事がありますので、機会があればチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

総評

今回は江戸川放水路でハマグリ・ホンビノス等が取れるポイントを紹介しました。

今回紹介したポイントや探し方を参考にすれば何かしらは取れると思いますので是非頑張っていただければと思います。

資源は限られていますので、小さな貝はリリースし、自分が食べる分だけ持ち帰るようにしましょう。

そしてマナーを守らないと潮干狩りが禁止になる場合もありますので、節度をもった上で楽しく潮干狩りを行っていただければと思います。

江戸川放水路はカキ殻が多いので長靴と手袋は必須です。

オススメの長靴と手袋も紹介させていただきます。

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