MOS Excel Expert合格に必要なポイントを紹介

仕事

今回はMOS Excel Expert(エキスパート)に合格するためのテクニックを紹介させていただきます。

MOS Excelに悠々と合格できたのでExpertも余裕だと思ってやってみましたが
思いの外難しくかなり足元を掬われましたので、MOS Excel Expertを学習する上での
必要なポイントを紹介させていただきます。

今回筆者が合格したバージョンは2016なのでそのバージョンに沿ったお話しをさせていただきます。

使用したテキストはこちらです。

何社かから対策テキストが出ていますが、FOM出版の場合、模擬試験CDがPCにインストールされているOfficeのバージョンが違う場合でも動作するためこちらを活用しています。

2019で受験を考えている方は以下のテキストがあります。

合格に必要なポイント

模擬試験に依存しすぎない事

MOS Excelでは模擬試験さえやっていればほぼほぼ余裕でしたが、Expertは模擬試験でも出てこないような問題がちらほら出てきます。

なので教材は一通り読む事がとても重要だと思います。

Expertである以上、Excelのあらゆる機能について聞かれると思った
方が良いと思います。

前提の知識がないと合格までの時間は結構かかる。

Excelの仕様とは関係ない知識が必要になる時があります。
例えば関数・数式の中で不等号を書く問題というのがよく出てきますが、「〇〇以上」と「〇〇より大きい」は別の意味になり、それをどう不等号で表すはを完璧に頭に入れておかないと計算ができないのでそこをしっかりと覚える必要があります。

以上・以下・より大きい・より小さいはしっかりと覚えましょう。

絶対参照を制するものは試験を制する。

Expertの試験の中で関数や数式の問題が出る際はほぼ絶対参照を使うような問題になっているので、絶対参照の記述の仕方と、どの場面でどの絶対参照を使うかは練習問題・模擬試験を使って頭に入れておきましょう。

アルファベットは列を表し、数字は行を表している事をしっかり頭に入れ、どこに絶対参照を示す$(ドルマーク)がついているかを即わかるようにします。

例えば、「$A2」ならA列が固定で、「A$2」なら行が固定されています。

そして「$A$2」なら行と列どちらも固定されてそのセル自体を参照する事になります。

覚え方としては、$がアルファベットと数字どちらの前についているかで判断します。

両方についていれば行と列が固定でそうでなければどちらについているかを見れば良いです。

Cube関数は捨てて良い

関数の中でもクセが強く独自の仕様になっているためハッキリ言ってこの問題はあまり深追いしなくて良いと思います。
現にMOS Excel2019 ExpertではCube関数は試験の範囲外となっています。
業務で使う事もほぼないと思うので満点を狙っている方以外はスルーしましょう。

2016以前の試験にはほぼ出題されますが、実務でも使わないようなものを覚える労力は使うべきでないので他の分野をしっかりできるようにした方が自分のスキルアップに繋がると思います。

模擬試験以外のレッスン教材はフルに活用

FOM出版のテキストには模擬試験以外にExcelファイルの教材がついていて99種類もありますのでそれも是非活用してください。

99個全部やる必要はなく、自分のスキルですでに操作がわかるものについては飛ばして問題ありません。

教材を進めて模擬試験をやって間違えたところをレッスンで再度行うなどの方法でやると良いと思います。

ネスト関数や条件付き書式の数式は自分で組んでみる。

IF文にandやorを組み合わせた数式や条件付き書式で数式を組む問題は、試験でほぼほぼ出ますので、これは反射的にできるようになるまでやってみてください。

特に試験では様々な組み合わせで出ますので応用力が求められます。

Q&A

MOSのSpecialistに合格しないとExpertは受けられないのか?

MOS Expertには受験資格はありませんのでいきなりExpertから受験する事も可能です。

なので自信のある方はExpertから受験しても問題ありません。

学習期間は?

これに関してはExpert学習時点でのExcelスキルによるので何とも言えません。

筆者はSpecialistに合格して仕事でも良くExcelを使っていますが、そのくらいで1日30分~1時間程度教材と模擬試験をやって大体3週間程度かかりました。

もちろんやり方次第ではもっと期間を短くする事は可能です。

最低でも模擬試験で8割以上取れるようにした方が良いです。

どのように学習を進めれば良いか

まずいきなり模擬試験をやってみると良いと思います。

そうする事で今自分のスキルがどのくらいなのかがすぐわかると思います。

そして間違えたところの分野を教材を利用し、一通り見直して模擬試験を行うという

サイクルを繰り返すと良いと思います。

そして模擬試験が安定して8割を超えるようになれば受験に挑戦しても良いと思います。

難易度はどのくらい?

数字や何かで表すのは難しいですが、Specialist試験よりは格段に難しいです。

Excelの重箱の隅を突いたような問題も出てきますし関数を複数組み合わせたり等の応用的な

問題もありますのであまり舐めてかからない方が良いと思います。

就活に有利になるか?

Excelのスキルを証明するためにはあると便利な資格ではあります。

ただSpecialistとExpertの違いで評価が変わる事はあまりないかと思います。

総評

今回はMOS Excel Expert合格に必要なポイントを紹介しました。

やや難しい試験ではありますが、スキルアップには良い試験だと思いますので、

是非挑戦してみてはいかがでしょうか?

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