【博多の文化】天神の屋台「雲仙」の絶品焼きラーメンを実食!

グルメ

今回は博多天神の屋台「雲仙」にお邪魔してきました。

リーズナブルな値段で美味しい博多名物を色々堪能できる良い屋台です。

博多と言えば屋台飯が名物&観光名所になっていますが、今回はその歴史についても調べてみました。

雲仙の店舗情報

  • 住所 〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神2丁目13−1 福岡銀行本店 前
  • 電話 09086259512
  • 営業時間 19:00~0:00(日曜日定休)

地下鉄空港線の天神駅西a2口から徒歩約30秒ほどの場所にあります。

営業開始時間は19時からですが、筆者が訪問した時は、20分程早い時間からでも入れました。

平日の早い時間なので普通に座れましたが、人気店のようですぐ満席になってしまうそうです。

なぜ天神界隈には屋台がたくさんあるのか・その歴史とは

屋台の歴史が始まったのは戦後から

戦災者や未亡人等の方々が日銭を稼ぐために始めたのが移動式の飲食店で、それが今も博多天神の文化として残っています。

昭和45年頃が屋台の最盛期で、今は福岡全体で150店ほどの屋台があるそうです。

文化ではあるものの、ここまで残ってくるのには様々な問題があった

衛生面・道路使用許可・自治体への申請制等・・・行政との争いが何十年と続いていました。

つい15年程前までは、屋台を一代限りの許可にして後を継がせないというルールまでありました。

しかし市長が変わって、屋台を福岡の文化として残そうという考えになり、今はそのルールが撤廃されました。

屋台には魅力がたくさん

やはり屋台は室内の飲食店にはない魅力がたくさんあり、そこで食べる料理や酒はまた格別なものです。

小さいながらもあのアットホームな感じは屋台でしか出せない雰囲気だと思います。

雲仙訪問記

外観

まだ19時前の明るい時間でしたが、すでにお客が入っていました。

外の暖簾のように焼きラーメンや卵焼き・餃子が名物のようです。

席数は長椅子が4つあり大体10人程度座れる感じです。

内観

比較的若めのご夫婦二人で切り盛りされているようです。

中はきっちり整理整頓されていて屋台のイメージにあった雑多な感じではありませんでした。

やはりその辺りは条例が厳しいようです。

屋台では全面的に刺身等の生ものの提供が禁止となっています。

食材は冷蔵庫に入っていて常温で放置される事がないようになっています。

これなら安心して食事ができますね!

メニュー

逸品料理は500円~1300円と一般的な居酒屋とはさほど変わりはありません。

屋台の規模感もあり、メニューは少なめです。

ラーメンが550円から食べられるのはお値打ちですね!

酒類も一般的な居酒屋と同じくらいの金額です。

比較的シンプルなメニュー構成です。

筆者は梅酒のロックを注文しました!

実食

手作り餃子

福岡名物には鉄鍋餃子なるものがあり、餃子は常にアツアツで食べるという文化が根付いているようです。

なので雲仙でも鉄板に乗って提供されます。

鉄板に乗っているとどんな料理も3割増しで美味しそうに見えますよね!

そしてずっとアツアツで食べられるというのも素晴らしいです。

やや小ぶりでお酒のつまみというサイズ感です。

カリカリに焼かれていて中は野菜多めで程よくジューシーでした。

きっとお酒に合うように作られているんですね!

おでん

屋台と言えばおでんです( *´艸`)

もち巾着とごぼう天を注文しました。

もち巾着は一般的なものの域を出ませんでしたが、ごぼう天は福岡名物だけあって本当に美味しかったです。

太目のごぼうがしっかりと入っていますが柔らかくてほんのり甘みがあり素材自体が美味しかったです。

おでんのつゆはすごくスッキリとしていて屋台のものとは思えないほど上品な感じのつゆでした。

美味しすぎてつゆは全部飲んでしまいました(‘ω’)ノ

焼きラーメン

天神の屋台の名物と言えばやはり焼きラーメンです。

発祥のお店は今もある小金ちゃんという屋台と言われています。

焼きラーメンの見た目は店によってかなり異なります。

雲仙の焼きラーメンはとんこつラーメンをそのまま炒めたような見た目です。

これはこれで美味しそうです( *´艸`)

焼いてある分とんこつスープが凝縮されて麺に絡むどころか一体化しているのでとても濃厚で美味しいです。

シャキシャキのネギも入っているので濃さがうまく中和されて胃もたれしません。

更に雲仙の焼きラーメンにはミミガーが入っていてコリコリした食感も楽しめます。

これは完全におつまみとして作られた感じですね!

総評

今回は天神の屋台「雲仙」と屋台の歴史について紹介させていただきました。

雲仙というお店の料理を食べた感想は屋台に似つかわしくない洗練された料理というイメージを持ちました。

おでんのつゆのすっきりした感じや焼きラーメンもお酒に合うように作られていて他の屋台とは明確に差別化されているように思いました。

どれも大変美味しかったのまた機会があれば行ってみたいと思います。

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