【牛一頭食べ比べ】山形市「山牛」で牛一頭盛り焼肉を食べてみた

グルメ

今回は山形県山形市にある「焼肉名匠 山牛」で焼肉の牛一頭盛り定食を食べてきました。

山形県と言えばさくらんぼや米沢牛のイメージがあるかと思いますが、それに負けずとも劣らないのがこの山形牛です。

その山形牛専門店がこの山牛です。

直営牧場で飼育した山形牛を焼肉でリーズナブルな価格で楽しめるお店です。

そんな山牛だからこそできる牛の全身の部位を一気に出す牛一頭盛り定食が圧巻でしたので食レポ・レビューを紹介します。

店舗情報

所在地情報等

  • 住所 〒990-0047 山形県山形市旅籠町1丁目8−15
  • HP http://www.yamagyu.com/
  • 電話 0236666129
  • 営業 11時30分~14時30分 17時30分~21時30分(火曜日定休)
  • 席数 90席(個室あり)

アクセス

JR山形駅から北側に向かって徒歩約20分の場所にあります。

数人で行く場合は、山形駅前からワンメーター程度で行けますのでそちらもオススメします。

山形店の他に寒河江店もあります。

その他

訪問時は事前に予約をした方が無難です。

筆者訪問時はひっきりなしに予約電話が鳴っていました。

先日山形のローカル局で山牛が取り上げられた影響のようです。

それとは別で、ダチョウ俱楽部の寺門ジモンさんが寒河江店に訪れていました。

肉に精通した寺門ジモンさんが絶賛しているのでクオリティは間違いないです。

店舗前に駐車場がありますが、満杯の場合は近くの有料駐車場を使う事になります。

山形牛の特徴

山形県内で育てられた和牛の総称

山形県内において、最も長く育成・肥育され、かつ最終飼養地が山形県内である未経産及び去勢の黒毛和種とされています。

つまり肉としては雄・雌のどちらも流通しているようです。

同じ山形の米沢牛の場合は、置賜三市五町に居住し米沢牛銘柄推進協議会が認定を受けている居住者が飼育した黒毛和種の未経産の雌牛と山形牛よりもかなり細かく決められています。

なので値段としては米沢牛の方が高いです。

歴史は古く、かつては複数の名称があった

300年以上も前から飼育がされていて、かつては飯豊牛、西川牛、天童牛、東根牛とも呼ばれていました。

昭和37年に当時の県知事によって山形県内産の牛肉の品質・規格を統一するために「総称 山形牛」と銘名されました。

肉質のクオリティが凄い

肉のキメが細かく、適度なサシが入っていてバランスに優れた牛肉です。

肉質は山形県の気候である「夏は暑く冬は寒い」と「昼夜の寒暖差が大きい」によって形成されているとの事です。

そして肉の等級の最高ランクが最も多い品種がこの山形牛です。

現在はネット通販でも比較的手に入るようになってきました。

店舗訪問

外観

和風造りの建物で通りからは奥まった場所にあるため少し見えづらいです。

筆者は開店5分前に来たところ何人か既に並んでいて皆さん予約をされている方でした。

筆者も数日前に事前予約をしたものの、1時間くらいなら大丈夫と言われましたので、ゆっくり食事をしたい場合はもっと前から予約をした方がよさそうです。

内観

筆者が座った場所はこのように掘りごたつのような形になっている席でした。

なので一人で食べに行っても全然大丈夫です。

このような個室席もあり、二階席もあります。

座ったところからはちょっとした庭園が見え、雰囲気がとても良いです。

メニュー

ランチメニューは1200円からあり、意外とリーズナブルです。

オーダーは席に備え付けのタブレットから注文できます。

こちらはプレミアムランチメニューです。

レギュラーのランチメニューよりも良い肉を使っているようです。

やはりここは一番インパクトがある山形牛一頭盛り定食を注文!

メニューと一緒に肉の部位が牛の絵と共に解説が書かれていてとても参考になりました。

こちらはホルモンの部位です。

こうして見ると牛は捨てるところがほとんどないのですね。

実食

5分程で到着

タブレットでの注文後、5分ほどで商品が運ばれてきました。

普段食べている肉とは全く違うクオリティの肉がぎっしり・・・。

肉1切れ1切れに部位の名前が書かれています。

お尻側の部位はタレで食べてその他の部位は塩とワサビで食べるのがオススメとの事です。

内もも

さっぱりしていて程よく歯ごたえがあります。

繊維が太くローストビーフを食べている感じです。

脂はほんのりと感じる程度でした。

サーロイン

脂が凄く、何口か噛んだだけでとろけます。

脂が凄いですが全くくどくないです。

ワサビを付けることで脂っぽさが軽減され食べやすくなります。

イチボ

腰と尻の間にある部位で、脂がありつつも歯ごたえがある自分好みの部位です。

ここをまるごとローストビーフにしたらうまそうだと思います。

ざぶとん

こちらは肩から肩甲骨辺りにある部位です。

赤身感がしっかりありつつも、脂・噛みごたえのバランスが良くとても美味しいです。

ヒレ

こちらは肋骨の内側にあるため運動量が少なくとても柔らかい部位です。

このヒレの中心部分が最高級部位のシャトーブリアンと言われます。

脂の少ない部位とは思えないほど柔らかく美味しいです。

赤身好きにはたまらなび部位だと思います。

ミスジ

牛の肩甲骨から手首までの部位です。

厚みのあるカットで脂の甘みが1番ダイレクトに感じられました。

タテバラ

いわゆるカルビの部位です。

薄くカットされているものの歯ごたえの存在感があり油もしっかりあります。

トモサンカク

牛の後ろ足の付け根近くにある部位です。

率直な感想は万人受けしそうな部位だと思いました。
肉感が強めで後味に脂があります。

三角バラ

 こちらは1頭から僅か2kgほどしか取れない希少部位です。

薄切りであるものの、肉・脂の味も濃く満足な味でした。

食後にはアイスも

山形の天童市にあるジェラート専門店「コザブジェラート」とのコラボです。

山牛とコザブジェラートの新鮮と本物の提供という考えが一致したためコラボが実現したとの事です。

抹茶とラズベリーのキューブアイスが出てきましたが、どちらもさっぱりとした味わいで焼肉を食べた後に食べるデザートとしてピカイチなクオリティでした。

総評

今回は今回は山形県山形市にある「焼肉名匠 山牛」を紹介しました。

肉のクオリティ・サービス共に申し分ありませんでした。

希少部位も含めた様々な部位を食べ比べする機会は中々ないので貴重な経験になりました。

地味にお米がしっかりと粒が立っていてとても美味しかったです。

ランチで4000円近く使いましたが、それに見合ったクオリティの肉が出てきましたので筆者としては満足しています。

今度はディナーでゆっくりと焼肉を楽しんでみたいと思います。

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