【ヒスイゲット!?】ヒスイ海岸で宝探しをして自然石を拾ってみた!

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今回は富山県から新潟県にかけてあるヒスイ海岸でヒスイ拾いをしてきました。

富山県から新潟県の海岸には、上流の川にあるヒスイの原石が流れ着いてヒスイを拾う事ができるので有名です。

ヒスイ以外にも様々な自然石がありましたので、今回は筆者がヒスイ拾いに行って拾った自然石を紹介しようと思います。

そしてヒスイを見分ける方法についても言及します。

ヒスイ拾いに使うヒスイ棒を自作しましたので記事にしました。

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ヒスイ海岸について

場所は複数箇所ある

一番有名なのは新潟県の糸魚川市にあるヒスイ海岸ですが、その他にもヒスイが拾える海岸は複数あります。

  • 富山県 境海岸
  • 新潟県 市振海岸
  • 新潟県 親不知海岸
  • 新潟県 青梅海岸
  • 新潟県 ラベンダービーチ
  • 新潟県 須沢海岸

各海岸毎に取れる石の特徴が異なるそうです。

それは上流にある川が違う事に由来します。

アクセス

北陸新幹線の糸魚川駅より1駅手前にある日本海ひすいラインのえちご押上ひすい海岸駅が最寄り駅です。

糸魚川駅の北側も海ですが、高く積まれたテトラポッドが横長に並んでいて海まで入れないので砂浜へ行くにはえちご押上ひすい海岸駅方面に行く必要があります。

上流にある原石を取るのはダメ

ヒスイが流れつくなら川の上流に行ってヒスイの原石を取れば良いのではないかと考える方もいるかと思いますが、ヒスイ峡ではヒスイを含む全ての岩石を取る事は禁止となっています。

その他下流でも立ち入り禁止の場所もありますので、必ず確認の上ヒスイ拾いを楽しんでください。

ヒスイの見分け方

基本的に白い

ヒスイと言えば緑色だから緑色の石を拾えば良いという発想になりがちですが、実際のヒスイは、白がベースでうっすらと緑色が見える感じの石が多いです。

緑色の入り具合も千差万別です。

例えばこのように緑が濃い石がありますがこちらは緑色岩です。

このようにヒスイに似た石が結構あるため、微妙なものはプロに鑑定をしてもらう必要があります。

境海岸近くにあるヒスイミュージアムでは鑑定員がいてヒスイかどうかを見てくれます。

他の石に比べて重い

ヒスイは比重が重いため他の石に比べて重たい傾向があります。

なので重さもヒスイを判断する上で重要な要素となります。

固さがありあまり削れない

砂浜にある石は大半が波によって石同士がこすれて丸くなっていますが、ヒスイは他の石よりも固いため簡単には丸くなりません。

なので海岸で見つかる時も角ばっているヒスイ石が多いです。

色は緑色だけでなく、ラベンダーやブルー・黒まであります。

実際にヒスイ探ししてみた

境海岸でいざヒスイ探し!

今回は富山県の境海岸でヒスイを探してみました。

越中宮崎駅から徒歩すぐの場所に海岸があり、すぐにヒスイ探しができます。

このように波打ち際には小石がたくさんあり、種類も様々です。

この中からヒスイを見つけていくためにはしっかりと見る必要があるのと移動する度にしゃがんで探すので結構足腰が疲れます。

そして基本的には波打ち際を探すので普通の靴だと濡れます。

なので長靴を用意するのがオススメです。

旅行がてら行く際はこのような折り畳みの長靴があると大変便利です。

ほんのり緑色が入った石を発見

表面は色っぽいですが、奥の方に緑色っぽい色が見える石を見つけました。

色だけ見ればヒスイっぽいかもしれませんが、これはヒスイではないようです。

形が丸く削れているのでヒスイの固さでは中々こうはなりません。

なので緑色=ヒスイではないという見分けもつけないといけません。

がっつり緑色のきれいな石を発見!

しばらく探していると緑色の綺麗な石を見つけました。

こちらはキツネ石です。

ヒスイとよく似た色をしていて狐のように化けるという事からキツネ石という名前になっています。

ヒスイではありませんが、普通に石として綺麗なのでキープする事にしました。

ついにヒスイゲットか!?

最後の最後で緑色が強く混じった石を発見しました。

キツネ石よりも緑色が濃く全体的に白っぽくて形も丸くないのでヒスイかもしれません。

正確には鑑定していないので真相は謎ですが、いつか鑑定に出して見てもらおうと思います。

今回のヒスイ探しで取れた石

石英

乾くと白っぽいですが、濡らすと少し透明になって綺麗です。

火打ち石や電子工学等の用途で幅広く使われる鉱石です。

石英はポツポツと落ちていますので拾うのはそう難しくないと思います。

流紋岩

こちらはマグマが地上または地上近くで急激に冷え固まった岩石であり、マグマが流動したときの流れも模様が見られることもあるケイ素が70%以上の岩石です。

形が卵のように綺麗ですべすべしていて何となく気になったので拾ってみました。

このようにヒスイでは全くないものの様々な面白い鉱石を探せるのも魅力の一つだと思います。

蛇紋岩

見た目がヘビの皮膚のようである事からそのような名前がつけられています。

筆者が拾ったものはボタン電池くらいと凄く小さいですが、模様がよもぎ団子みたいで面白いと思い拾ってみました。

見た目も面白いですが、更に面白いのは、この蛇紋岩は磁性があり、磁石にくっつきます。

これも知らないまま何となく拾った石ですが、面白い特性を知る事ができて良かったです。

シーグラス

ヒスイ海岸では意外とレア度が高いです。

他の海で取れるものよりもかなり細かく角がないためこれはこれで宝石のように綺麗です。

集めてインテリアやアートに使うのも面白いかもしれません。

キツネ石

先ほど紹介したものの他に小さいものも後ほど見つけました。

磨くと綺麗になるそうなのでやすり等で綺麗に磨いて飾ってみようと思います。

ヒスイ?

写真ではわかりづらいですが、もう少し鮮やかな緑色がハッキリと入っています。

また糸魚川方面に行く際に鑑定して見てもらおうと思います。

総評

今回はヒスイ海岸でヒスイ拾いをしてきました。

ヒスイのみならず様々な自然石があり、どれも個性があって石拾いにハマリそうです。

また機会があればヒスイ拾いに訪れたいと思います。

ついでに新潟・富山のグルメや温泉も楽しむと良い旅になると思いますのでオススメです!

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