今回は千葉県の内房エリアでビーチコーミングをしてシーグラスを拾える種類やポイントについて紹介します。
シーグラスは場所によって形や大きさが異なる事がわかっていますので、各ポイントでどのような特徴のシーグラスが落ちているかも紹介したいと思います。
また、シーグラスの他に貝殻・自然石も落ちていますので、実際に拾ったものについても紹介します。
中には滅多にお目にかかれないような珍品が落ちている事も・・・。
シーグラス拾いは、お金のかからないアウトドア趣味として楽しいので、是非この記事を参考にチャレンジしてみてください。
最後に拾ったシーグラスを使って作ったものも紹介します。
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千葉県でシーグラス・自然石を拾えるポイント一覧
布引海岸
富津岬の南側にある海岸です。
かなり広い海岸で無数に貝殻が落ちていて、その貝殻に紛れて大小のシーグラスが落ちています。
自然石はあまり落ちていませんが、貝殻と一緒にシーグラスを拾うには良いポイントだと思います。
こちらのポイントではブルー系のシーグラスが結構良く取れました。
大貫海岸
テトラポットと砂浜が混在している小さめの海岸です。
大貫海岸はシーグラスは少な目ですが、貝殻はたくさん落ちていてアオヤギ・ホンビノス・カガミガイ・ツメタガイ・アサリ・ハマグリ・オオノガイ等の貝殻がよく落ちています。
上総湊海水浴場
上総湊駅から徒歩10分程度で行けるアクセスの良い海岸です。
比較的広い砂浜が広がっていて、大き目のシーグラスがたくさん落ちているのでランプシェード等の作品を作るシーグラスを用意するには中々良い場所だと思います。
逆に小さめのシーグラスは少ないポイントです。
北側に川の流れ込みがあり結構深くなっていますので、無理に渡らないようにした方が安全です。
ここは流木もよく落ちていますのでアートを作ったり、メルカリの商材を仕入れる場所にしても良いと思います。
新舞子海岸
上総湊海浜公園の北側にある海岸です。
上総湊よりも細かめのシーグラスが比較的よく落ちています。
貝殻の隙間に小さなシーグラスがよく落ちているのでそこがねらい目です。
ここは釣り人が多いので、拾う際は周りに注意しましょう。
金谷海浜公園
JR内房線の浜金谷駅から徒歩5分程度で行ける小さめの海岸です。
あまり広くはありませんが、誰も拾っていないのか大き目から小さめのシーグラスまでよく落ちています。
鋸山を登るついでにふらっと寄ってみるのも良いと思います。
たまに小さいタカラガイの貝殻も落ちています。
大六海水浴場
安房勝山駅の北側にある海岸です。
こちらはよく丸まったシーグラスが落ちているのと、タカラガイ等の巻貝がよく落ちているので穴場だと思います。
人も少ないので個人的にはオススメの場所です。
実際に拾ったもの一覧
シーグラス
大きめサイズ
ランプシェード等に使いやすいサイズです。
大きさ・形も様々で個性があって面白いです。
基本カラーは透明・茶色・緑・水色の4色です。
中サイズ
こちらはレジンに入れたりインテリアとして加工したり等で使えるサイズです。
このように100均のビンに入れるだけでも結構綺麗です。
小サイズ
1cm以下のシーグラスです。
レジンに入れて宝石のようにちりばめたり等すると綺麗です。
天気が良い日なら光が反射してすぐ見つけられますが、曇っていると見えにくく見つかりにくいサイズです。
波打ち際だけでなく、陸の方でも貝殻が打ち上げられているようなところでもよく落ちています。
ブルー
こちらはレアカラーのシーグラスです。
昔のコバルトを使った瓶の欠片がシーグラスになったものです。
細かいものは時々見つかりますが、大きめのサイズは希少です。
レッド
ブルーよりも希少なのは赤いシーグラスです。
赤いビン自体がそもそも少ないので赤いシーグラスは大変貴重です。
小粒ではありますが数個ゲットしました。
見つけたらかなりラッキーだと思います。
ラベンダー
こちらは1粒だけ発見したラベンダー色をしたシーグラスです。
紫色のビン自体もほとんどないのでこれまた希少なシーグラスです。
こういった希少なものはアクセサリー等に加工せずにシーグラスとして持っていると良いと思います。
ビンの栓
こちらは昔のビンに使われていたガラス製の栓です。
シーグラスに分類して良いものかもそうですが、何に使って良いのかはよくわかりません(笑)
貝殻
タカラガイ
こちらはタカラガイの貝殻です。
種類としてはヒメハラダカラ・クロダカラ・ハナビラダカラ・ホシキヌタのようです。
小さめのサイズは比較的見かけますが、大きいサイズは稀です。
ハマグリ等
小さめの貝殻を色々と拾ってみました。
ハマグリ・ツメタガイ・ナデシコガイ等です。
小さいので工作にも使えそうです。
自然石等
石英
白っぽくて透き通った石がこの石英です。
こちらは布引海岸辺りで採取したものです。
ライトを当てると白く透過してとても綺麗です。
石英自体は比較的落ちていますので是非見つけてみてください。
カルセドニー
こちらは所謂玉髄です。
メノウの模様がないものを玉髄と言います。
ライトを当てるとオレンジ色に透過して大変綺麗です。
小さめのサイズは時々見つかりますが、大きいものは中々見つからないため探しがいがあります。
ローズクォーツ
石英にピンク色が混じったものです。
一見するとピンク岩塩のようにも見えてとても面白いです。
ライトを照らすとよくピンク色に光ります。
ローズクォーツは珍しいのかまだ1個しか見つかっていません。
こちらは大六海岸で入手しました。
正珪岩
こちらも石英の仲間の石です。
色は地味ですがライトを当てるとぼんやりと透過して綺麗です。
富津市内の海岸には比較的落ちていますので、是非探してみてください。
土器の欠片?
上総湊の海岸で拾いました。
見た感じ土器の欠片のように見受けられます。
このように珍しいものが落ちているのもビーチコーミングの醍醐味です。
シーグラスで作った作品紹介
飛行石風レジン
こちらは100均で売っているシリコン型に細かいシーグラスを入れて、そこに蛍光レジンを入れてUVライトで固めたものです。
そして表面にラメを散らせてみました。
UVレジンはこちらのものを利用しました。
この状態ではシーグラスはあまり見えませんが、ライトを照らすと青色の部分が発光してシーグラスも見えるようになります。
UVレジンはブラックライトや紫外線でも固まりますが、ネイル用等のUVライトを使うのをオススメします。
ルームライト
中くらいのサイズのシーグラスをUVレジンで接着しながらドーム状にして最後にレジンでコーティングをして作りました。
この下に調光機能付きのスタンドライトを置いてルームライトとして使っています。
光量は充分あり、シーグラスは透明なのでよく透過します。
明るさはもちろんの事、白色系の光から暖色系の光に変える事もできます。
明るさ最大にするとまぶしいくらいです。
ループタイ
オパール状のシリコンモールドを使い、着色したレジンにシーグラスを入れてUVレジンで固めた後に、ループタイの金具を接続し、紐を通しています。
ループタイは普段着からスーツにも合うアクセサリーなのでオススメです。
ブローチの裏には磁石がくっついていて、着脱式になっています。
総評
今回は千葉県の海岸でシーグラスや貝殻・自然石を拾ってみました。
様々な種類のものが拾えてとても面白かったです。
ビーチコーミングは色々なものが拾えて更に良い運動になりオススメなので、是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
今後もあちこちで拾ってみますので良い場所がありましたら随時紹介させていただきます。
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